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ここ十和田でしかみることができない38点の恒久設置作品が展示されている常設展は、草間彌生、ロン・ミュエクなど世界で活躍する33組のアーティストによるコミッションワークにより構成されています。また常設展スペースのほか、文化芸術活動の支援や交流を促進する拠点として、ギャラリースペース、カフェ、市民活動スペースなど、多様な機能を持ちます。
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〈青森市メールマガジン〉
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みなさん、こんにちは。室長の工藤です。
今年も「あおもり歴史トリビア」をよろしくお願いいたします。
来週の木曜日、11日から図書館内での展示がリニューアルとなります。目下、その準備に追われています。今回の展示テーマはちょうど1年前にもやった、市内の石碑紹介の第2弾となります。石碑に刻まれた文字を揮毫した人物に注目した展示構成となっています。
文字を揮毫した人物は、書家をはじめ知事や市長、中央の政治家、軍人が多いようです。今回は現職大臣・大臣経験者が揮毫した石碑を3つ紹介します。
令和2年(2020)3月31日をもって閉校となった西田沢小学校の敷地には、昭和52年(1977)の創立100周年の記念碑があります。碑には「栄光の道 百年の輪」と刻まれ、これを揮毫したのは当時の文部大臣海部俊樹氏でした。
海部氏はその後、平成元年(1989)8月10日から同3年11月5日まで第76・77代内閣総理大臣を務めました(首相官邸HP)。この間、平成2年2月28日からの第2次海部内閣発足時に運輸大臣を務めた大野明氏、厚生大臣を務めた津島雄二氏が揮毫した石碑が青森市内にあります。
大野氏が揮毫したものは聖徳公園内にある「海の記念日発祥の地」碑(平成2年建碑)で、青森県選出の衆議院議員である津島氏が揮毫したものは、内真部バイパス沿いの三社神社(青森市前田中野)の傍にあります。石碑裏側の碑文によると、この碑は平成元年に着手した県営奥内第三地区ほ場整備事業の竣工記念碑で、平成16年12月に建てられたものです。そして表面には津島氏の揮毫による「農為政本」の文字が刻まれています。
ちなみに、「農為政本」の文言は、唐の第2代皇帝李世民(りせいみん 在位626〜649)の撰による『帝範(ていはん)』務農篇の冒頭「夫食為人天。農為政本。」に拠ったものとみられます。「農は政の本たり」と読み、「人民の食糧は、もとより不可欠の一国政治の要素であり、これを産出する農業は、その本である。農本は、いかなる時、いかなる地になっても政治の根本」(『中国古典新書 帝範・臣軌』)であるといいます。
なお、この碑は4月21日に開催が予定されている、あおもり桜マラソンのフルマラソンコースの5km過ぎ左側にあります。
《問合せ》
青森市民図書館 歴史資料室
TEL:017-732-5271
電子メール: rekishi-shiryo@city.aomori.aomori.jp
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