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「あおもり歴史トリビア」第599号(令和6年4月26日配信)

「あおもり歴史トリビア」第599号(令和6年4月26日配信)

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〈青森市メールマガジン〉
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こんにちは。文化遺産課の児玉です。今年度もよろしくお願いいたします。

小牧野遺跡では、雪が深いためこの時期になると遺跡に進入するための道路の雪切り作業をしていましたが、今年は、冬期の雪が少ないこともあり、早めに遺跡に入ることができました。環状列石の養生に使用した無数のクッションやブルーシートの片付け、枝を利用した柵や看板等の設置、枯れ枝拾いなど、今年度のオープンに向けた作業を進めてきました。

また、遺跡には、墓を表現した土盛(マウンド)が約40ヵ所ありますが、ネズミに穴を開けられたり、雨で土が流れたりするなどして、形が崩れた土盛のメンテナンス作業に加え、遺跡内の樹木を点検し、枯れ枝などの危険性がある部分の枝払いなどの処理も行いました。

今年の小牧野遺跡のオープンは、4月27日(土)となっており、当日は、縄文の学び舎・小牧野館にて『開館9周年記念 スペシャルデイ』も開催されます。時間は10:00~15:00となっており、「勾玉ウッドブレスレット」、土偶や動物などの「キラキラボディジュエリーシール作り」、「メタルハートのナチュラルガーランド」、「ガラスのりんごブローチ」、ヤギの革で作る「縄文根付ポーチ」といった、小牧野館ならではのユニークな体験メニューのほか、昭和30年代の教室をイメージした休憩室では、コーヒーやベーグルなどの販売も行われます。これらは、いずれも有料で無くなり次第、終了となります。
また、4月27日(土)~29日(月・祝)の3日間は、小学生が対象のイベント「第6回 ぼくの・わたしのストーンサークルコンテスト」も行われます。上位4名の方には、図書カードや記念品が贈られる予定です。申込み不要ですので、関心がございましたら、ご参加いただければと思います。

また、前日の26日(金)には、縄文遺跡をテーマとした二つの施設が新たにオープンします。一つは、JR青森駅東口ビルの4階に整備された「あおもり縄文ステーション じょもじょも」で、青森県内に所在する8つの構成資産の魅力を伝える出土品やレプリカの展示のほか、ジオラマや映像コーナーなどが設けられています。青森県による運営で入館無料となっています。
もう一つの施設は、外ヶ浜町の大平山元遺跡展示施設「むーもん館」(一部有料)で、北東アジア最古の土器とされる無文土器の破片や貴重な石器類などが展示されています。
ゴールデンウィークに足を運んでみてはいかがでしょうか。

(文化遺産課 児玉)



《問合せ》
青森市民図書館 歴史資料室
青森市新町一丁目3番7号
TEL:017-732-5271
電子メール: rekishi-shiryo@city.aomori.aomori.jp

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